名古屋駅から徒歩7分のところに、「うな善」という人気の老舗うなぎ屋があります。
GoToトラベルで名古屋に1泊2日で行ったのですが、宿泊ホテルは安めの値段帯のビジネスホテルにしたものの、それでも地域クーポンが4000円分ついてきたんです。
なのでこの地域クーポンが4000円分を使って、
「せっかく名古屋に来たんだし、お昼ご飯はうなぎを豪華に食べよう!ヽ(=´▽`=)ノ」
と思っていたんです。
なのでまずは地域クーポンを使える鰻屋さんを探します。
そうすると、意外と名古屋駅近くで地域クーポンが使える人気鰻屋さんって少ないんですよね~…(^_^;)
そんな数少ない、地域クーポンが使えてしかもおいしいうなぎ屋さんが、うな善(うなぜん)さんです。
このうな善さん、めちゃめちゃ美味しいんですよ~。
実はこの1年前にもこちらのお店で食べたことがあったんです。そのときはひつまぶしを食べたのですが、とても感動したので期待度はめちゃくちゃ高いです。
地域クーポンが無くてもリピート有りのレベルでうまい。
そんなうな善では、今回はうな重を予約してあります。ここでは、うな重を食べたレポをしたいと思います!(^^♪
うな善は幻の「青うなぎ」を使用
うな善の「炭火名古屋焼」と呼ばれるラインナップのうなぎには、「青うなぎ」という種類のうなぎを使っています。
- 炭火名古屋ひつまぶし
- 炭火名古屋うな重
- 炭火名古屋長焼き
の3種類のメニューで、青うなぎを使用しています。
青うなぎというのは、別名「幻のうなぎ」とも呼ばれています。
色味が普通のうなぎに比べて青っぽいから青うなぎと言うそうです。
青うなぎは肉厚で脂がたくさん乗っていて、それでいてしつこくない。要はうまいということ!
そして、そもそも天然の漁獲量が少なく、養殖うなぎの中でもほとんど青うなぎになることはないそう。つまり普通のうなぎと違って珍しいんです。
なので高級食材として認知されているんですよね。うな善の炭火名古屋焼では、そんな青うなぎを使っています。
うな善のうな重を食レポ!
僕がランチで予約していたのは、炭火名古屋うな重。
つまり青うなぎを使用している高級うな重!ヽ(=´▽`=)ノ
こんなお重に入ってきたら否が応でもテンション上がりますよね~!
まずお重を開けてみます。
お重に青うなぎがぎっしり詰まってます!
ツヤッツヤになってて、それでいて表面はこんがり…書いていてよだれがw
寄りでも1枚w
まずは香りを楽しみます。
鼻にたっぷりと入ってくるうなぎの香りが最高です(๑´ڡ`๑)
秘伝のタレと鰻を焼き上げた時の香ばしい香りが相まって、とてつもなく幸せな気持ちになります。
お腹ペコペコだったので、これだけでお腹が一瞬でグーっとなりそうなぐらい(笑)
ぱっと見た感じ、うなぎは7~8切れぐらい入っている感じですかね。
でもうな重の中でも最上級のものを頼んでいるせいもあって、かなり大きくて肉厚のうなぎが乗っています。
そして、心していただきます。まずはうなぎを一切れパクリ。
う・・・うまい!!!
口に含んだ時の、うなぎ特有の香り…「ああ、これぞまさにうなぎ!」という香りを存分に楽しむことができる風味です。
表面はカリッと焼き上げられていて、濃厚な甘辛ダレが幾重にも重なってつけられて焼かれているのがよく分かるほど染み渡っています。
うなぎの厚みはとっても肉厚。それでいて、箸で持っただけでほろっと崩れてしまいそうなほど柔らかいうなぎは最高です!
とにかくめちゃめちゃ柔らかいです。それなのに表面はカリッとしているので、二つの食感を同時に楽しむことができます。
そして口の中でほろっと解けると、すぐにトロトロな感じが口いっぱいに広がりますね~。
この食感の変化は何だ!という面白い変化です。
カリッ+ジュワッという食感から、口の中に入れてひと噛みふた噛みしていると、一気にトロトロとした感じに変化していくんです。
これはすごい…(๑´ڡ`๑)
うな善のうなぎの皮
うなぎの皮については、極薄というわけではなかったですが、特に食感がうまさの邪魔をするわけでもなく、適度な弾力がありつつも、肉と皮の間の脂の旨みが味わえてバランスの良い皮だと感じましたね。
ただ、実は養殖より天然うなぎのほうが皮が分厚くて硬いっていう話もあるくらいですし、あまり気にしなくていいレベルです。
なのでそこは食べてみないとわからないという領域だと僕は感じています。
とにかく、トータルでめちゃくちゃ美味しい鰻だということは間違いありませんので、さほど気にしなくてOKかと思います。
うな善のうな重のご飯
それで次はご飯も食べてみました。(ここまでの感想で、まだうなぎ一口しか食べてませんw)
ちなみにご飯の厚みはこんなかんじ。
うなぎ2枚分くらい?そんなに多くない…というわけではなく、うなぎが分厚いんですw
なので、ボリュームあるからちゃんとお腹いっぱいになれますよ。
タレのかかったご飯だけ食べてみると、「あれ?けっこう甘い?」という感じがしました。
甘辛…というよりも、もっと甘めなタレがかかっているような印象です。
そしてその次にうなぎを食べてみると、こちらはしっかり甘辛い感じがして濃いめのタレにしっかり浸かっている感じがしました。
そのため僕は、このうなぎとご飯を食べ比べた時に、
「もしかするとご飯とうなぎとでタレを複数使い分けているのでは!?」
と思っていました。
しかし帰り際に店員さんに聞いてみると、
「ちがうよ、一緒のタレだよ」
と言われまして(^_^;)
俺の舌はバカか?w
と思いましたが、元々はほんのり醤油味の甘いタレなんだと気付きました。
- ご飯にはそのままのタレをかけるだけ
- うなぎにはタレを何度もつけて焼く→甘辛になる
うなぎを焼く時には、タレを何度もつけて焼いて、つけて焼いてを繰り返すので、その間にどんどん凝縮されていって、濃いめの味に変化しているんだと思います。
逆にいうと、ご飯にかけたそのままのタレは甘口のタレなんでしょうね。
それを甘辛さが出るほど何度も重ねづけをして焼いて…を繰り返す労力と言ったら、もうとんでもないで大変さだと感じましたね。。
うな善の店主
そしてこのうなぎについてもう少しお話をすると、うなぎ焼きをしているのは4代目の店主です。
この店主は名古屋の超有名うなぎ屋のうな富士で修行をして、そしてこのお店に戻ってきて後を継いだようです。
つまりうな善のうなぎは、代々伝わる秘伝のタレ焼き方+うな富士で習得したノウハウが見事に融合しているということ。
どうりで、こんなに激ウマなうな重に仕上がっているんだなぁ~と改めて感動しました。
そして僕が予約をして座った席は、ちょうどその店主が炭火でうなぎを焼き上げているところが見える特等席でした!
※実は1ヶ月前から予約してましたw
そしてびっくりしたのが、店主の顔が真っ赤なんです!
それはそうですよね…1200℃にもなる、うなぎの炭火を目の前にして、手を伸ばせば届くほど近いところに顔があるわけですから。
そんな近い状態でずっとうなぎを焼いているんですから、顔を火傷するのも当然です(゜o゜;
手元のメニュー表なんかを見てみると、
「顔に火傷を負いながら精一杯焼いてます!」
というような文章が載っていました。
それだけの苦労やテクニックなどが凝縮された上でのうなぎ料理だと思うと、ひときわおいしく感じます!(^^♪
うなぎ料理が尊いものだなあと改めて思った次第です。
うな重の食べ方
そして話はうな重に戻りますw
僕はいろんな食べ方を試したいので、
- まずはうなぎだけを食べる
- そして次はご飯だけを食べる
- そしてうなぎとご飯を一緒に食べる
といった食べ方を試します。
そして個人的に一番好きなのは、やはりメインディッシュであるうなぎの部分を口いっぱいに頬張ること!!
これが究極の贅沢だと思うわけですヽ(=´▽`=)ノ
なので、ご飯を多めに口に含んで食べるということもします。
できるだけうなぎのみを口いっぱいに頬張りたいというのがあるので、そういう食べ方をしつつどんどん食べ進めていきます。
ただ、白焼きがいいかというとそうでもなく。丼や重でご飯も一緒に食べたいですが、うなぎ多めで食べたいんです(笑)
すると不思議なもので、こういう幸せな時間ってあっという間に終わってしまうんですよね~
めちゃめちゃ美味しくって、結構なボリュームがあるのでお腹も膨れてくるんです。
でも、「お腹いっぱいなのにもっと食べていたい!!」と思うこの麻薬のような魅力的なうまさw
結局あっという間に平らげてしまいました。
時間にしたら15分くらいで香の物からうな重からお吸い物まで、ペロリとたいらげてしまった感じですね。
ちなみにこのうな重は、うな重以外にもお吸い物(肝吸い)と茶碗蒸しと、おつけものが付いてきます。
肝吸いは薄めの味付けで、ゆずの香りが香ってきます。
なのでとてもさっぱりといただくことができます。
うなぎが濃いめの味付けになっているので、食べる合間にお吸い物をいただくと口の中をリセットできるかもですね。
ただ僕は、うなぎを食べる時にはうなぎにに集中していたいというタイプなので、あまり他のものには手をつけませんw
うなぎをひたすら食べ進めて、口のリセットの時にはお茶を一口含んでまた戻る…ということが多いです(*´ω`*)
もちろんお吸い物がどんな味かもも気になるし、冷めてしまうので最初に一口だけ口をつけるということはやります。
ただ肝吸いには蓋が付いていないかったので、できるだけ早めに頂いた方が美味しくいただくことができると思います。
茶碗蒸しですが茶碗蒸しは蓋が付いているので、温かい状態でいただくことができます。なので終盤に持っていきますw
うなぎを全て食べ終えて、お吸い物も頂いてから茶碗蒸しを〆として持ってきました。
この茶碗蒸しで驚いたことがあります。
それはうなぎが中に具材として入っていたということです!!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
うなぎが茶碗蒸しの具材に入っているという経験をあまりしたことがないので驚きましたね~。
鶏肉が茶碗蒸しの具材に入っているということはよくありますよね。
鶏肉が入っているときのダシの感じはよく覚えているので、実は最初食べた時に、
「あれ?いつも食べているような茶碗蒸しと、お出汁の風味が違うな~」
と感じていました。
どちらかというとあっさりめで、卵の風味が強いという印象を持っていたんですよね。
しかしそれはダシが弱いというわけではなくて、ダシの種類が全く違うということだったんです。
うなぎダシだとこういう味になるのか~と新しい感動がありましたw
そして茶碗蒸しの具材には上にグリンピースが乗っていて、戻し椎茸やほくほくとした食感の何かが入っていました(笑)
何が入ってるかわからなかったのですが、くわいのような食感の、そんなに大きくないものなんですが何ですかね…わからなかったです。ぜひお店で食べてみてください(笑)
こちらの茶碗蒸しの上には、ほんのり甘い餡がかかっていて暖かさを保つのにも役立ちます。
それに、つるりとした食感の茶碗蒸しをとろりとしたら餡と一緒に食べることで、また違った食感を楽しむこともできます。
少食ではないはずの僕ですが、お吸い物とうな重を頂いて結構お腹がいっぱいなんですが、ツルツルとスプーンが進んでいきましたね。
あっという間に幸せな時間は終わってしまいました~!
また名古屋に来た時には絶対にこのお店に行きたいなと思いました!
名古屋のうな善は地域クーポンが使える
実は僕はこのうな善さんのうなぎを一度食べに来たことがあります。
それはGoToトラベルとは関係なしで、個人的に彼女と名古屋に遊びに来た時に
「美味しそうな鰻屋さんで評価が高いところ」
を検索をしてたどり着いていたお店でした。
そしてなんとその店がGoToトラベルの地域クーポンの対象店になったんです!
こんな願ったり叶ったりなことがないので、僕はうな善さんで豪勢にランチをいただこうということになったというわけです。
うな善のうな重の値段
今回いただいたうな重は、4,400円のものでした。それなりのお値段がする素敵なうな重です。普段は5,400円なんですが、このときはキャンペーンをしていて1,000円引きだったんですよね。
割引後で、税込にすると4,840円で、ほぼ5,000円のうな重でした。
これが地域クーポン4,000円を使って、実質840円でステキなうな重を食べることができてとても幸せです(^^♪
あらかじめ予約をしておいたので、到着と同時に焼き上がりの鰻をすぐに食べるさせてもらうことがきました。
開店と同時にお客さんがどんどん入ってくる人気店なので、予約はしておいたほうがいいです。
お腹がペコペコの状態でしたので、まだかまだかと待ちわびることなく比較的すぐにうな重を出してもらいましたが、とても嬉しかったですね。
あらかじめヒトサラを使ってネットで予約をしたのですが、そしたら結構先の予約だったせいもあってか(1ヶ月以上先でした)、お店の人が確認の電話があったんです。
そして「来店時間に焼き上がりをすることもできますよ~」ということで、到着すぐに食べられるよう配慮していただけた感じです。
お店としても開店と同時に人が入ってきて、いきなりうなぎを全員注文したとしたら、すごく時間かかってしまうということがあるんだと思います。
だからすぐにうなぎを食べたいと思う人や、来店日時が分かってる人は絶対に予約をしておいて、入ったと同時に食べることができるようにしておいた方がいいです。
さらに、実はこれは店員さんに聞いたんですが、GoToトラベルを使って安くこのうな善のひつまぶしを食べる方法があります。
詳しくは以下の記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください~。
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