函館は、とても教会が多い街で、教会群が存在します。
ここでは、教会群ができた理由と、有名な教会群を巡った写真を紹介したいと思います。
函館の教会群はなぜできた?多い理由は?
まず、函館に教会群ができた理由を簡単に解説しますね。
江戸時代日本は鎖国していて、1853年にペリー来航を経て、日米和親条約が締結されました。
そのとき開港となったのが、函館です。
開港されたら、日本には海外から宣教師がたくさんやってきて、どんどん教会や洋風の建物が建設されました。
なので、当時は異国のキリスト教が入ってきて、教会がたくさん建てられました。
そうした背景から、今でも函館には教会がたくさん残っていて、観光地として有名になったといういきさつがあります。
函館の有名な教会群めぐり写真
函館には有名は教会群があります。
ここにある写真は観光ガイドにも載っている有名なものばかりですので、順番に紹介していきますね。
ハリストス正教会
1870年に建設されたのが始まりの、ハリストス正教会。
当初はロシア領事館の附属館としての建設された歴史を持ちます。
教会に入るまでには、門を通る必要があります。
門を超えて進んでいくとハリストス正教会が!
天に向かって建つ立派な教会ですね。
下から見上げるとこの迫力。
中は写真撮影禁止なので、撮っていません。
とても厳かな雰囲気で、歴史を感じることができます。
ぜひその目で確かめてみてください。
日本基督教団函館教会
日本基督教団函館教会は、1874年(明治7年)に、アメリカのメソジスト監督教会のM・C・ハリス宣教師の伝道に始まります。
そして1877年に最初の教会が建設されました。
しかし何度か火災で崩壊しており、建て替えられたものが現在の教会です。
開国して間もない頃からの歴史なので、ずいぶんと以前から存在する教会だということですね。
道路沿いにあって、普通の民家と半分馴染んでいます。
すごーく広い敷地を持っているというわけではないことが写真からも分かるかと思います。
手前は普通の道路です。
カトリック元町教会/天主公教会
八幡坂からほど近い場所にある、カトリック元町教会と天主公教会。
天主公教会は、カトリック元町教会の敷地内に建っているという関係性です。
正面入口が礼拝堂です。
カトリック元町教会は、徳川幕府が出していたキリシタン禁教令が廃止されるとともに、キリスト教宣教のさきがけとして建設された教会です。
なので、キリスト教布教の象徴ともいえる建物で、重要な意味を持っています。
内部の拝観も可能です。
キリスト教に関する絵画なども飾られていて、勉強にもなる教会です。
日本聖公会函館聖ヨハネ教会
日本聖公会函館聖ヨハネ教会は、1974年にイギリスの伝導教会の宣教師Wデニングが来てからが始まりです。
1878年にこの日本聖公会函館聖ヨハネ教会は建設され、100年以上の歴史をもつ教会です。
上から見ると十字の形をした特徴的な形状の教会です。
中はチャペルにもなっていて、結婚式を挙げることもできます。
この日本聖公会函館聖ヨハネ教会は高台にあるので、正面の窓からは函館の街並みを見下ろすことができます。
とてもいい景色を2人で眺めることができるのは、記念日にふさわしいと思います(^^♪
まとめ
以上が函館の教会群の写真でした!
ざっくり歩くだけでも、これだけの教会を見て回ることができます。本当に数多くの教会があると思いましたね~。
函館って、重要な歴史を持つ街だと思います。
ぜひ、自分の足で見学してみてください(^^♪
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